FLY - Fuchu's Leadership Program for Youths
放課後学習支援活動

2010年より府中市内の公立中学校において放課後の部活動「学習部」が始まり、学校の依頼を受けた当法人の理事が、市の部活動支援員として学習支援を続けてまいりました。授業だけでは理解しにくい内容や課題の対策などを中心に、学校の空き教室を利用し、週に一度、数名の生徒に学習や生活の支援をするものです。

しかし、一人の指導者が、子どもたちが抱える教育上のさまざまな問題に対応するのには限界があると感じていました。
もう少し指導者を増やしたり、教材を購入したり、指導者自身が学んだりする機会を作れないだろうか、という思いが強くありました。

そこで、内閣府・文部科学省・厚生労働省の「子供の未来応援国民運動」の助成事業に対し、今までの学校との信頼関係や事業の継続性、必要性を申請したところ、2016年度の事業に採択される運びとなりました。この学習支援事業によって、府中の子どもたちに大きく羽ばたいてほしいという願いを込め、「FLY― Fuchu’s Leadership Program for Youths」通称フライと命名し、さらなる指導内容の充実と実施校の拡大を図っています。助成を受けたことで、当初より実施していた学校では活動日と在籍生徒が増え、講師を数名派遣できるようになりました。

「FLY」では、様々な事情により支援が必要な生徒や、力を伸ばしたい生徒などに学習の機会を提供し、楽しく学びながら、子どもたちの自己肯定感を高めることを目的としています。指導には、教員免許取得者、様々な分野の教育指導経験者、塾長、大学生などがあたっています。月に一度、国立大学大学院教授による研修の機会を設け、ともに学び議論しながら社会問題・教育問題を考え、子どもひとりひとりの個性や、認知の特性に合わせた勉強方法を工夫しています。 

「研修会」はこちら
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学校の中で学習の支援をする最大の利点は、その日の内容や成果をすぐに担任の先生に伝え、子どもの成長を一緒に喜べることです。これまで築いてきた学校との信頼関係をさらに強固にして、子どもたちがたくさんの誉め言葉を心に貯金できるよう尽力していく所存です。卒業後の生徒とも継続的に交流を持つことで、府中で育ち、府中に貢献できる若者の育成を目指していきます。

1年間の国の助成を受けたことは、ゴールではなく、あらたなスタートです。教育に関わる事業は永く続けなくては意味がありません。今後この事業を継続するにあたっては、市民の皆様のご協力が必要になります。さまざまな形でサポーターを募集しています。 

「ご協力のお願い」はこちら

講師と子どもたちの声

  • 問題を解くとき、「間違えたら笑われる、恥ずかしい」と恐れる子どもが増えています。間違えても大丈夫と安心感を与えることを心がけています。

    講師
  • 活動のたび生徒の柔軟な発想に驚きます。彼らが日々感じている事を会話から捉えようと心がけています。

    大学生講師
  • 子どもたちが楽しそうに勉強をしてくれるのがとても嬉しいです。一人一人が自信を持てるように、支えていきたいです。

    大学生講師
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  • すごく楽しい!毎回楽しみ!家では一人でできないようなところも教えてもらえる。勉強する時間が増えていい。

    中2女子
  • 与えてもらったこの場所を利用して、自分が変わるきっかけにしたい。高校入試を目標にがんばりたい。

    中3男子
  • 仲間と笑い合いながら勉強しています。友達に教えることで自分の知識がさらに定着します。

    中2男子
  • テスト前、2日間の学習部と家の1時間の勉強でテストの点が上がって良かったです。

    中2男子
  • 学習部に入ってからテストとか解きやすくなった!楽しい!

    中2女子
  • 日程をあと一日増やしてほしい!(無理だと思うけど…)

    中2女子
  • 行くのが楽しくて家よりも勉強しやすいところ。

    中2女子
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卒業生の声

  • 夢だった保育士を目指しています。短大の2年生になります。単位のことでまた相談に乗ってください。
    弟が高校に合格できて良かった!他の兄弟もよろしくお願いします。

    卒業生女子
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  • 公務員に就職が決まりました!最初に学習部の先生に報告したくて母校に来ました。時に厳しく時にやさしく、勉強が苦手だった僕を最後まで見捨てずに面倒を見てくれたので高校でも頑張れました。
    学習部がなかったらどうなっていたかわかりません。ありがとうございました。これからも頑張ります!また来ます!

    卒業生男子
  • 生徒ごとに多様な「学び方」があることを改めて感じました。
    一人ひとりの違いを大切にしながら共に学び、
    どの生徒にも居場所を提供できるような活動でありたいと思います。

    FLY統括講師(教育・人権研究者)